RM Velvetは完璧なブルース・マシーンを求める多くのプレイヤーのご要望に答えたモデルです。OC44よりスムーズでシルキーなサウンドのOC76トランジスターを使用し、ブルースに適した、温かく、丸いサウンドが得られます。
RMシリーズは1965年から1969年まで製作されていた英国ダラスのレンジ・マスターをオリジナルに忠実に再現したものです。レンジマスターはエリック・クラプトンがJOHN MAYALL'S BLUES BREAKERSからCREAMに至るまで愛用していたものです。
そのパワフルなトーンはBLUES BREAKERSの「Beano」のアルバムで聴くことができます。そのほかにもロリー・ギャラガーやトニー・アイオミ、ブライアン・メイ等かなり多くのミュージシャンが、このレンジ・マスターを使用していました。
RM Velvetはブルースに最適な、スムーズかつ温かい、まるでべルべットのようなサウンドです。RM Velvetは比較的、低~中インダクタンスのピックアップを搭載したギター(Fender、Gretsch、Burns、Gibson等)を想定してデザインしました。そういったピックアップを搭載したギターにRM Velvetを使用し、ギターのボリュームコントロールを最大にすると、太く、バイト感がありながら、耳触りなトーンをカットしたリード・トーンが得られます。
ギターのボリュームを下げると、ボリュームに応じて、歪み量が異なるクランチトーンが得られます。アンプのボリュームが上がっている場合(歪み、サチュレーションする程度)、高域が失われ、ゆるいサウンドになりますが、 RM Velvetを使用すれば、ナチュラルなサウンドが得られます。そのため、アンプのプレゼンス・コントロールはほとんど必要ありません。
ビンテージ・アンプ(Fender Deluxe、Fender Bassman、Vox AC30、Marshall JTM 45、Marshall Plexi等)を使用する場合、クオリティの高いトレブル・ブースターによる素晴らしい効果が得られます。
トレブル・ブースターはギターとアンプの間に接続してください。決して、エフェクト・ループには使用しないでください。ギターのピックアップ、トレブル・ブースター、アンプの相互関係からそのマジカルトーンは生まれます。
ボリューム・コントロール回すと回路の性格上ノイズが出ます(オリジナル同様です)。