【開発・配布終了】
Torpedo Blend IRIR(インパルス・レスポンス)編集・転送アプリ
製品概要
Torpedo Blend IRは、IR(インパルス・レスポンス)の研究や実験をするパソコン用のアプリです。異なるIRをミックス|微調整|加工することができる他、作成したIRをTorpedo製品本体に転送することができるように、最適な形式ファイルとして保存します。
Torpedo(Captor X|C.A.B. M+)には、素晴らしいキャビネットとマイクが入っています。更に、サードパーティーのIR(.wav|.aiff)を取り込むこともできるので、更に幅広い音作りが可能になります。Torpedo Blend IRは、シンプルながらパワフルなアプリで、Torpedoに対応した高品質なIRデータを作れます。
Torpedo Blend IRでできること
- IRデータの作成|保存|編集。
- .wav|.aiff|.tur(Two notesオリジナル形式)ファイルを最大8つまでIRとして読み込んで、パラメーター〈時間(サンプル長)|オフセット(IRの時間軸を移動)|移相(位相の微調整)|音量とミュート&ソロボタン〉を全てのIRで操作できます
- 赤いボタンをクリックしてIRを作成するCAPTUREを起動させ、選んだIRスロットに自動で読み込みます。
- 31バンドEQでIRを微調整。
- IRに使用するギターやベース他のサウンド・トラックを使って、プレイリストを作ることができます。
- IRの視覚化オプション(波形|周波数|位相)と、トラックのスペクトラム・アナライザー(周波数分布)による処理前と処理後のの違いを画面で確認できます。
スペック
IR(インパルス・レスポンス)を作成&加工
アプリと同時にIRとサウンド・サンプルもインストールします。それらは以下のディレクトリで確認できます。
- Mac OSXの場合:/Library/Application Support/Two notes Audio Engineering
- Windowsの場合(IR):C:\Program Files (x86)\Two notes Audio Engineering\Impulses
or C:\Program Files\Two notes Audio Engineering\Impulses
- Windowsの場合(サウンド・サンプル):C:\Program Files (x86)\Two notes Audio Engineering\Samples
or C:\Program Files\Two notes Audio Engineering\Samples
.tur形式のIRはTwo notes Exchangeサイトでダウンロードやアップロードができます。
リンク:Two notes Exchange
ファイル互換性
- TUR形式(Torpedo Captureで作成したデータ)
- .wav|.aiff(サードパーティーのIR)
最低動作環境
- 1GHz CPU(シングル or マルチコア)、32 bits (x86) or 64 bits (x64)
- 空き容量100 MB
- Windows Vista, 7, 8(32 or 64 bits)
- Mac OS X 10.5以上(Intelのみ、但しMac OS X
10.15 Catalinaはサポート対象外)
- オーディオ・インターフェイス
プレイリスト
2つのプレイリスト〈Source|Target〉を使う
- 「Source」の欄でIR処理用のサウンド・ファイルを選びます。
- 「Source」ファイルとエミュレートしたい「Target」ファイルとの比較ができます。
- 「Source」ファイルのトーンをミックスしたIRで処理したサウンドを、目指している「Target」サウンドと聴き比べます。
操作方法
- 「Source」の欄に、IR処理前の元となるサウンド・ファイル(.wav|.aiff|.mp3)をドラッグ&ドロップします。
- 「Target」の欄に、最終的に音色を再現したい目標となるサウンド・ファイル(.wav|.aiff|.mp3)をドラッグ&ドロップします。
- 上のバーは「Source」サウンド(IR処理済)の再生状況を表しています。
下のバーは「Target」サウンドの再生状況を表しています。
- 注意:「Target」サウンドの選択中は、自動的にIR処理をバイパスします。
CAPTUREを使う
どのファイル形式のIR(.wav|.aiff| .tur)でもIRスロットにドラッグ&ドロップできる他に、CAPTUREをクリックしてオリジナルIRを作れます。詳しくはCAPTUREについての項目をご覧ください。
追加したIRが「Source」サウンドの処理に更に加わります。
CAPTUREについて
CAPTURE概要
Two notesはスタジオの各キャビネットやマイクそれぞれの個性的なサウンドを捉える優れたツールが必要であると考えていました。そして、Torpedoテクノロジーを利用し、CAPTUREアプリを開発しました。Blend IRにはTorpedo CAPTUREアプリが入っています。
CAPTUREの使い方
キャビネットとマイクを用意し録音の準備をします。ギター・アンプはフラットな特性のスタジオPAアンプに変えたシステムにします。CAPTUREアプリでシステムにテスト信号を送り、Torpedoに準拠した.turファイルを生成します。それをRemoteソフトウェアでTorpedo製品本体に読み込むだけでOKです。
IRの作成に必要な機材や条件
これでステージでもスタジオでも、どこでもオリジナルのサウンドを持ち運べます。
- MacまたはWindows PC、1組以上のライン入出力端子を装備したASIO/Coreaudioサウンドカード。S/N比とTHDに優れた24bits/96KHzのサウンドカードが理想です。
- パワーアンプは250W@8Ωで、歪が少なく、フラットな周波数特性、ロー・インピーダンス出力が理想的。スタジオ・モニター・アンプがあると便利です。真空管ギターアンプも面白いかもしれませんが、ギターアンプは周波数特性がフラットではないので……。でも試してみたら……楽しいかもしれませんね。
- キャプチャしたいスピーカー・キャビネット
- キャプチャしたいマイクロホン
- キャプチャしたいマイク・プリアンプ
- 大きな音を出せる部屋!
ダウンロード
ダウンロードは終了しました(2021年8月)